口内炎に悩んでいるダイエッターさんへ それビタミンが足りていないかも!

ダイエット

「なかなか口内炎が治らない。痛くて痛くて大変!」

口内炎は、食べ物がちょっと触れるだけでも飛び上がりたくなるほど痛くて大変!

話もできなくなるほど重くなる事もあります。

ダイエットに取り組むと口内炎にもなりやすいので、痛みを経験したことがある方は多いと思います。

今回の内容からは、ダイエットしていると起きやすい、ビタミン不足による口内炎と、何を食べると改善されやすいかがわかります。

最初に結論です。

  • 口内炎は、傷や口の中の不潔、ウイルス感染などの病気と共に、ビタミンB群とCの不足でも生じる
  • ダイエットによる食事の制限で、ビタミン不足になりやすいので注意が必要
  • ビタミンB群の中には、粘膜を育てたり炎症を防ぐ働きの物もあるので、レバーなどで不足にならないようにしよう
  • ビタミンCには、免疫力を高める作用があるが、不足すると口内炎も治りにくくなるので、果物やゴーヤなどの豊富に含まれている物を意識して食べよう

余分な脂肪を減らして理想の体を手に入れようとする時は、栄養不足にならないように特に気を配らないと、口内炎などの困ったことが起きてきますので、ぜひ学んでいきましょう。

口内炎はどうして起きる?

口内炎ができる原因としては、物理的な刺激・感染症の増殖・免疫力の低下などがあります。

☆物理的刺激によるカタル性口内炎

舌を噛んでしまったり、歯ブラシで傷をつけてしまったり、入れ歯が合わなかったりして、口の中に傷ができてしまい、それで腫れあがってしまうなどでてくるのが、カタル性の口内炎です。

☆感染症によるウイルス性口内炎

ヘルペスウイルスやカンジダなどが繁殖してしまい、口の中が爛れてしまったり、水泡ができたりと、大変強い痛みを起こすことがあります。

☆免疫力低下によるアフタ性口内炎

よくわからないうちに、違和感を感じていたら、白っぽく米粒くらいの口内炎ができて、とても痛くなる、などというのはよくあります。気を付けて口の中は綺麗にしていたし、傷などもつけた覚えがないという場合は、免疫力が低下している事も考えられます。

免疫力はちょっとしたことで下がってしまいます。

✅忙しくて日々の疲れが溜まってしまう

✅睡眠不足で疲れがとれない

✅食事のバランスが崩れてしまう

これらの事で、免疫力が低下して、頻回に口内炎ができたり、一度できた口内炎がなかなか治らないという事があります。

ダイエットをしている方が気を付けたほうがいい口内炎

ダイエットをしていると、アフタ性の口内炎が起きやすくなります。

食べる物を少なくしたり、栄養の偏りがちになるからです。

特に口内炎に関係しやすいのがビタミンB群と、ビタミンCです。

ビタミンB群の中の、ナイアシンとビオチンは、粘膜を育てたり、粘膜の炎症を防ぐ働きをしてくれるビタミンです。

ビタミンCは、免疫力を高める働きがありますし、細胞と細胞の間の部分であるコラーゲンを作るのにも必要で、粘膜や皮膚の状態を良く保つ働きをしています。

特にビタミンCは、体内で作る事ができないですし、長く保つ事もできないので、定期的に補給する必要があります

ビタミンB群のナイアシンとビオチンが多く含まれる食材

ビタミンB群の、ナイアシンとビオチンを多く含む食材はどのようなものがあるか確認してみましょう。

ナイアシンを多く含む食材
  • 鶏胸肉
  • カツオ
  • たらこ
  • マグロ
  • レバー(豚・牛)
  • ささみ
  • 落花生
  • 干しシイタケ
  • ひらたけ
  • えのきだけ
  • エリンギ
  • ぶなしめじ
  • 小麦

肉や魚、きのこなどに多く含まれるので、補給しやすいと思いますが、水に溶けてしまうビタミンなので、茹でると汁にナイアシンが流れ出てしまいます

注意しましょう。

ビオチンを多く含む食品
  • レバー(鶏・豚)
  • 卵黄
  • 大豆
  • 牛乳
  • 豆乳
  • ナッツ類
  • 乾ししいたけ
  • きくらげ
  • まいたけ
  • 落花生
  • アーモンド
  • あさり

ビオチンも様々な食材から摂取できますし、体内細菌からも作られていますので、余程単一の食材しか食べないなどしない限り、不足する事はすくないと思います。

しかし、不足してしまうと、糖がうまく使われないという状態にもなるので注意しましょう。

ビタミンCが多く含まれる食材

ビタミンCは、ナイアシンやビオチンよりも不足しやすいので注意しましょう。

ビタミンCを多く含む食材
  • ピーマン
  • キウイフルーツ
  • ブロッコリー
  • アセロラ
  • すだち
  • レモン
  • いちご
  • オレンジ
  • グレープフルーツ
  • ほうれん草
  • キャベツ
  • さつまいも
  • じゃがいも

ビタミンCといえば、フルーツを思い浮かべる方も多いと思いますが、やはりたくさん含まれている物が多いです。

また、じゃがいもなどにも含まれているから結構食べられていると思う人もいると思いますが、ビタミンCは熱に弱いという特性があります。

そのため、フライドポテトなどを一生懸命食べてビタミンCを補給しよう、というのはおすすめできません。

また、フルーツやイモ類は糖分が多いので、食べるのを控える人もいらっしゃると思いますが、その結果ビタミンCが不足してしまって口内炎になりやすくなっているという事にならないように注意しましょう。

まとめ

『口の健康に必要な栄養素をしっかりとって、ダイエットを続けよう』

最後に今回のまとめです。

  • 舌を噛んだり、ウイルスや菌が繁殖したり、栄養不足などで起きやすいが、特にダイエットをすると栄養不足のために口内炎が起きやすいので注意が必要
  • 特に口の粘膜の健康に影響するのは、ビタミンB群とCが上げられる
  • 肉や魚、きのこ類やフルーツ、野菜などに多く含まれるので、口内炎が起きやすい方は不足していないチェックしよう

ダイエットをしている時ほど、様々な食材を食べるようにした方がいいです。

手間がかかったり、気を使う必要があって大変ですが、痛みが生じてしまうのはつらいですので、不足しないように気を付けましょう。

特にビタミンCは脂肪の代謝のためにも必要で、不足すると脂肪が燃えにくい体になってしまいます。

余計な脂肪を減らして、理想の体を手に入れるためにも、不足しないようにしましょう。

どうしても食事のバランスまで気を配る余裕がない、面倒くさいという方は、ビタミン剤も上手に活用しましょう。


ただし、あくまで補助的に使う事をおすすめします。

以上、皆さんの理想の体づくりの参考になれば嬉しいです。

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