苗出しはめっちゃいいスクワット【令和4年4月16日】

トレーニング

種蒔きの後、わずかに顔を出した苗を育苗機から出して、ハウスに並べる作業を行いました。

朝の8時30分、育苗機の前に6人の仲間が軽トラで集合です。

育苗機の中に整然と積まれた苗箱。

3~4枚ずつ持って、軽トラに並べていきます。

上の方の苗を取るときは、腕を上げないといけないので、年上の皆様は「肩が痛い」と叫びながら取っています。

そういえば、この方々は60~70歳代。

あっという間に年をとりましたし、60肩、70肩になっても仕方がないですね。

私は幸い、ジムでのトレーニングの成果で肩などは大丈夫でしたが、これから30年後などはわかりませんね。

少なくとも、痛みを抱えないで済むようにメンテナンスを続けていきたいと感じました。

さて、一台の軽トラに120枚ずつ、3台分積んだので、一度ハウスに向かいます。

慎重に運転です。

ハウスに到着すると、トラックをバックで入れます。

床にビニールを敷いて、その上に苗を並べていきます。

これがとっても重労働!

米作りの中でも、トップクラスです。

時期的には春の気持ちいい陽気ですが、3~4枚の苗を軽トラから運んで、床に置いていき、それを屈みっぱなしの姿勢で綺麗に並べていきます。

まるっきりフルスクワット(≧◇≦)

軽トラに積まれた苗を持ち上げる時に「フン!」と声を出し

運んで床に置く時に「ヨイショ!」と声を出し

立ち上がる時に「フー!」と声を出します。

これを、670枚分繰り返すわけです。

単純計算で、一人100枚くらい。

一度に3枚運ぶと約30回。

実際には、下まで屈むのが困難な年配もいるので、苗を並べていく役の人が出てきます。

これまた足腰に効きます!

苗を持つ指もゴム手は付けていますが、痛くなっていきます。

みんな切ないものですから、なんだかんだと声をだしながら行っていきます。

一列9枚、約70列を並び終えました ( `ー´)ノ

所々、土が少ない所にパラパラと、土を足してあげて、

水をたっぷりかけてあげます。

水はハウス前の堰の水を使って。

水もあげたら、ビニールをかけてあげて、苗の子どもたちの布団は完成(^^♪

ここで1カ月、田植えの時までゆっくり大きくなっていきます。

大きく育てよ~

大変重労働でしたが、その分いい運動になりました!

当然、次の日は足に、腰に、腕に、肩にかなりの筋肉痛が!(≧◇≦)

これもダイエット、トレーニングだと思えば、有意義な時間です。

この苗出し作業が終了したのは11時。

6人の人手があったおかげで2時間半で完成できました。

さてさて、1カ月後はしっかり大きくなっているかな~

楽しみです(^^)/

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