苗をハウスのプールで育てている間、田んぼの田起こしと、代掻き作業を行います。
昨年の稲刈りの後、冬季間も雪の下で、ずっと寝ていた田んぼを起こす感じですね。
どちらもトラクターを使っての作業になりますので、ずっと運転しっぱなし。
最初に田起こし
その後に、水を張って代掻きになります。
この時に水の量が重要。
多すぎると藁が浮いてきて、取り除くのが大変。
これは多すぎです。
少なすぎると土が盛り上がったりとうまく掻けません。
これくらいがちょうどいい。
我が家では、冬季間はトラクターの後ろを、バケットにして除雪しています。
春のこの作業でも大活躍のトラクター。
田起こしは父が行いました。
私は本業と山の山菜仕事に従事です。
ゴールデンウィークに入って、山菜仕事の山場が過ぎてからは、代掻きに従事。
一年ぶりに代掻きを行うので、なかなか感じがつかめず苦労します(-_-;)
実はトラクター作業は好きではなく、あまり操縦してこなかったのです。
体を動かしていたほうが、運動になるからです。
しかし、40歳過ぎて、いつまでもやりたくないとは言っていられないので、頑張ってチャレンジです(>_<)
田と田の間を畔(くろ)と言って、境界になりますが、その畔をトラクターで削ってしまいそうになります(-_-;)
この畔の近くが一番難しい!
ねずみ穴から田んぼの水が抜けていってしまうのを防ぐために、せっかく畔を綺麗にしてもらったのに、それを削ってしまうのです。
そうならないよう、慎重にトラクターを扱うのですが、畔のぎりぎりまで代掻きしないと、田植えの時に苗がうまく植わりません。
ぎりぎりしようとすると、トラクターが少しずれただけで畔に当たってしまって、削れてしまいます。
畔とトラクターの距離感をつかむには、もう乗るしかありませんので、慎重に慎重に乗っていきます。
畔近くが終わると、その内側を掻いていきます。
隙間を空けないように、20㎝ほど重なるようにトラクターを進めます。
代掻きをしていると、鳥が近寄ってきます。
すぐ目の前まで。
土の中の虫が出されるので、それを食べに来くるのですね。
この頃になると、4時30分頃に明るくなりますので、5時からトラクターで出発です。
意気込んで田んぼに向かっても、朝日で畔がよく見えません(;・∀・)
朝食と昼食でご飯を食べに、一時帰宅しますが、それ以外はずっとトラクターの中。
ずっと座りっぱなし。
夕方は、天気がいいと夕日がまぶしい(-_-;)
田んぼがよく見えない(;・∀・)
筋肉は使わずに、神経を使っていく作業です。
田起こしの後に水を入れて、代掻きの『つぶし』の作業で荒く砕いて、その後にしっかりと代掻きを完成させていきます。
凸凹田んぼが、綺麗に整っていくのは気持ちがいいです(≧◇≦)
田起こしで隈なく起こした後、代掻きで3回は同じ所を回ることになります。
代掻きの速度は、粘土が強い所では1.2㎞/h。砂が多い所は1.6㎞/h。
ひっじょうにゆっくりゆっくり。
何とか慣れて、田んぼの深い所や、石が多い所などを把握した所で、5月8日代掻き終了しました。
この頃になると、プールの苗も随分と青々。
根っこがそねの裏側まで来ていて、とっても元気な苗に育っていました。
田植えが近づいています(≧◇≦)
がんばって代掻きしたのがどうなるか楽しみです。
今回はここまでにします。
またよろしくお願いします(^^)/
コメント