田植えの運動は苗運びと捕植【令和4年5月14日~5月17日】

筋トレ

いよいよ田植えの時期になりました。

私の所は、5月15日前後が田植えの最盛期。

早い人は10日頃から始まりますし、山の方の遅い人だと30日頃まで行っていきます。

できるだけ天気がいい時に植えたいですが、田植え機械を共同で使っている我が家では、なかなか思い通りにいかず、雨の中の田植えとなりました。

5月14日から苗を田んぼに運びます。

これがとっても重い!

今年はしっかりと10㎝ほどに育って、根っこもしっかり張った苗が育ったので、苗が入ったそねをプールから上げる時はぐっと力が必要です。

プールから持ち上げるので、水がたっぷりしたたりますので、体から離して持って、軽トラックに積んでいきます。

これも力が必要です。

とっても筋トレになります。

軽トラックで田んぼに運んで、畦に並べて、田植え機械にすぐに積めるように並べていきます。

まさにスクワット。

田植え機械を操作する時は、ひたすら神経を使ってしっかりと植わっているか注意しながら機械を操作するので、筋肉はあまり使いません。

長く使っている田植え機械なので、早くは植えることができません。

ゆっくりと植わっていない所が少なくなるように気を付けて植えていきます。

苗は少なめ、植える深さは浅植えを目指します。

一株を3、4本になるように、苗取りは下から2番目か3番目

深さは浅い方から2番目か3番目に設定

植えた直後に、しっかり分けつが進んでくれるように、そして根っこもしっかりと根付いてくれるように。

株の間は16㎝で狭くして、株数は70株で多くしました。

慎重に植えていっても、植わっていない所や、田の土が掘れてしまってうまく植えられていない所が出てきます。

それを、後日捕植していきます。

私達の所では『どぶみ』と言ったりします。

今年も捕植に入りました。

苗を小分けにして籠に入れて背負います。

そして田んぼに入っていくのですが、深い田んぼだときつい(^_^;)

田から足が上がらない。

これも腸腰筋と背筋、お尻の筋肉に効きます。

とってもいいトレーニングです。

丁寧に入れば入るほど、運動量が多くなるので、運動不足解消にはもってこいの作業です。

今年は程よい暑さでいい運動になりましたが、日差しと、田んぼの水からの照り返しで日焼けしました。

さてさて、無事田植えを行う事ができましたし、これからどんどん苗が大きく育ってくれるといいな。

これから2~3㎝の浅水にして、田んぼの水温を上げて分けつを促していきます

土の表面が出ていると、そこに雑草がワサワサ生えてくるので、それを浅水で防ぎます。

土も、水が多すぎると稲が呼吸できなくなってしまうので、頭が出ている状態を保つように、水管理が大切な時期に入っていきます。

2週間後に除草剤をまくので、それまでひたすら水管理ですね。

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