「トマトは美味しくて体にいい。でも、どんなふうにいいのかわからない」
このように感じている方もいらっしゃると思います。
そこで、トマトに含まれる栄養素をお伝えします。
今回の内容からは、トマトを食べると、ダイエットや体づくりにどのような効果あるのかがわかります。
最初に結論です。
- トマトには大変豊富な栄養が含まれるので上手に食べたほうがいい
- 糖をたくさん使えるようになる「α-リポ酸」「リコピン」
- むくみを解消してくれる「カリウム」
- 便秘を解消してくれる「ペクチン」
- 老化を予防してくれる効果等、様々あるので上手に口にして栄養素を取り入れよう
大変優秀なトマトの栄養素について知って、理想の体づくりに生かしましょう。
血糖値を安定させる
血糖値の高さが気になっている方もいらっしゃると思います。
空腹時血糖やHbA1cなどの血糖値の検査で正常値より高かったような方ですね。
検査値については【あなたは正常範囲内?これだけは覚えておきたい3つの血糖検査と、血糖値を判断する3つのポイント】も参考にしてください。
トマトには血糖値が高くなるのを防ぐ効果が期待できます。
まず「α-リポ酸」という脂肪酸が、糖をたくさん使えるように働いてくれます。
また、フェトケミカルの「リコピン」は血糖値を下げる作用があります。
そして、水溶性食物繊維である「ペクチン」も血糖値が急激に上昇するのを防いでくれます。
そのため、血糖値が気になる方におすすめしたい食材です。
むくみを解消してくれる
特に女性に多いむくみの悩み。
トマトに含まれる「カリウム」は、余分なナトリウムを体の外に排出してくれる作用があります。
それにより、体に滞った水分が出ていくので、つらいむくみに効くのです。
便秘を解消してくれる
先ほども出てきた「ペクチン」は、水溶性食物繊維ですので便をやわらかくしてくれます。
また、腸内細菌の善玉菌の増殖を促してくれる働きもあります。
便秘ですっきりしない方、お腹ポッコリが気になる方におすすめです。
老化を防いでくれる
体のさびつきを起こす活性酸素が老化を進めますが、それを防いでくれる抗酸化作用が「リコピン」にあります。
体のあちこちの炎症を防いでくれたり、がんを予防してくれたりと嬉しい「リコピン」は、βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍の効果があると言われています。
他にも「リコピン」には、肌の生まれ変わりを促進したり、血管の老化を進めるLDLコレステロールを減らす働きがあります。
トマトには「ケセルチン」も含まれていて、血管を丈夫に保つ働きがあるので、「リコピン」に合わせて血管を助けてくれます。
「α-リポ酸」「ビタミンC」も豊富なので、老化防止と美肌効果があります。
「α-リポ酸」には疲労回復効果もありますので、疲れがあっても早く取り除いてくれます。
体の錆びつきを促進してしまうAGE(終末糖化産物)の値は低く、トマト生1個で33.4KUしかありません。
AGEは全身のたんぱく質に蓄積して、その機能を低下させて老化を進めます。
まとめ
『トマトの栄養素と働きを知って、理想の体づくりに生かそう』
最後に今回のまとめです。
- トマトには豊富な栄養素が含まれていて、ダイエットにも大いに役立つ
- 「α-リポ酸」「リコピン」「ペクチン」は血糖値を安定させる
- 「カリウム」はむくみを解消してくれる
- 「ペクチン」で便秘も解消効果がある
- 老化防止や美肌、疲労回復効果なども期待できる
改めて、トマトは素晴らしい食材だと感じます。
栄養素を有効に取り入れるために、【トマトの栄養素をしっかりと取り入れる、おすすめの食べ方】も参考にしてください。
以上、皆さんの理想の体づくりに役立ちそうな物がありましたら、ぜひ日常生活にトマトを取り入れてください。
またよろしくお願いします。
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