「首がこって大変」「肩がコチコチ」「今日は頭痛がする」「吐き気までしてくる」
(´;ω;`)ウゥゥ
肩や首のこりは大変つらいです。
同じ姿勢を続けている事で、このような悩ましい症状が起きて、どんどん進行していくと学んだので、共有したいと思います。
今回の内容からは、首や肩のこりや痛み、それに伴う頭痛や吐き気などがなぜ起きやすいか、どうすれば改善できるかがわかります。
最初に結論です。
- 首がこる、肩がこるというのは、前かがみの姿勢を続けたことで、特定の部位の筋肉が疲れて、血行障害を起こしている状態
- こりから、頚椎症、椎間板ヘルニアと進んでいくので、こりの段階から悪化させない工夫が大切
- 前かがみの姿勢を少なくして姿勢を正す事によってストレートネックになりにくい状態にすることができる
首は大変デリケートで、痛みの起きやすい部位ですし、起きやすい状態で私たちは生活しています。
今回は、さかいクリニックグループ院長 酒井慎太郎医師の著書『肩こり・首痛は99%完治する“緊張性頭痛”も“腕のしびれ”も諦めなくていい!』からお伝えします。
首や肩がこるということは、余分な脂肪を蓄えやすい状態にもなっているので、一緒に学んで改善しましょう。
首、肩のこりは前かがみの姿勢で首がストレートネックになる事によって起きる
首は約6kgの重さがあって、前かがみになるほど首への負担が増える事は【つらい肩こりに悩む方へ 原因を把握してすっきり改善する方法】でもお伝えました。
首や肩のこり原因の99%は、ストレートネックの姿勢が多いためだと、酒井先生は教えてくれます。
99%というのは、たまに整形以外の病気によって、肩こりなどが起きているという事があるからということです。
大半のこりや、痛みを伴う頚椎症は、長時間の同じ姿勢が原因との事。
長い時間同じ姿勢でいることによって、特定の筋肉ばかりが疲労してしまって、血行が悪くなるとこりという症状が出てきてしまいます。
首のトラブルの進み方
最初は何となくこりがとれないという状態から、寝るのも苦しいくらいの状態まで、徐々に悪化する工程をたどります。
長時間の同じ姿勢(デスクワークなど前かがみの姿勢) ストレートネック形成
⇩
首こり・肩こり 筋肉疲労・血行悪化
(骨盤の仙腸関節の動きが悪くなり、腰痛が現れる場合もある)
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頚椎症 首や肩のこりや痛み・手のしびれ・頭痛・吐き気など
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頸椎椎間板ヘルニア 首や肩のひどい痛み・手の運動障害やしびれ、麻痺など
私達は、ここ数年で急激に前かがみの姿勢が増えました。
✅朝から晩までのスマホの操作
✅パソコンなどのデスクワーク
✅長時間の車の運転
これらだけでなく、勉強や読書なども前かがみが多いです。
これらが全く当てはまらないという方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
こりや痛みが辛くて、マッサージを受けに行く事もあると思いますが、根本の対応をしないと、どんどん悪い方向に進んでしまいます。
こりや痛みを改善する方法
酒井医師が教えてくれる、根本の改善法を見ていきましょう。
『長い時間前かがみの姿勢をしない』
これが大原則です。
そして、前かがみの姿勢や、ストレートネックを改善できれば、ほとんどの肩や首のこりや痛みが改善されます。
それだけでなく、頚椎症から来る、頭痛や吐き気、手のしびれなどからも解放されます。
普段の工夫としては
👉座ったり立ったりするときは、顎を引いて、首の上に頭がしっかりと乗る姿勢を保つ
👉ノートパソコンを使う時は、前かがみにならないように台などを使う
👉車の運転の時は、赤信号などでこまめに姿勢をまっすぐに正す
👉スマホや本を見る時は、スマホをできるだけ上の方で見るようにする
このような工夫が考えられると思います。
首に優しい姿勢も身につけましょう
壁の前に立って、踵・お尻・背中・頭がついて、腰の所はわずかなすき間しか空かないようにすると、まっすぐな姿勢になります。
普段前かがみの姿勢が癖になっている方ほど違和感を持ちます。
その違和感が少なくなるように、慣れていくことが大切だと思います。
この時に、背中の筋肉もたくさん使われて、代謝がアップします!
酒井医師が教えてくれる、ストレートネックになっている方の改善の方法
- 正しい姿勢で座る
- そのまま顎を引く
- 顎を引いたまま、首ごと後ろへ手で押す
- そのままの姿勢で顔を上に向ける
首を前に固定されたまま姿勢から、後ろに動かしてあげるといいと思いますし、普段、顎を引いて上を見る姿勢を取ってないことを実感しました。
まとめ
『つらい首・肩のこり、痛み、しびれなどから解放されて快適な毎日を送ろう』
最後に今回のまとめです。
- 私達が無意識のうちにとっている前かがみの姿勢から首・肩のトラブルが始まる
- 首・肩のこり→頚椎症による痛みやしびれ、頭痛→頸椎椎間板ヘルニアによるひどい痛みと進んでいく
- 壁の前に立って、踵・お尻・背中・頭が壁につく、まっすぐな姿勢だと首にかかる負担がもっとも少ない
- ストレートネックは真っすぐ座り、顎を引いて、上を見上げる事を繰り返して改善しよう
自分のライフスタイルに合った、前かがみでない、正しい姿勢の時間を増やす工夫があるといいなと感じました。
私の場合は、景色などの上方を見ながら散歩するなどの時間を持つことが、まず思い浮かびましたが、皆さんはいかがでしょうか。
今回の内容が、痛みのない理想の体づくりに役立てばうれしいです。
またよろしくお願いします。
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