「ウォーキングをすると、すぐに靴の中が痛くなっちゃう。痛くならないように大きな靴を選んでいるのに、どうしてだろう?」
膝の痛みだけでなく、外反母趾などの靴の中のトラブルに悩んでいる方もたくさんいらっしゃいます。
靴で痛みを感じてしまうと、ウォーキングやランニングが嫌になってしまうので、靴の中の痛みはしっかりと防ぎましょう。
この痛みの予防法として、マイシューズストーリー代表、森千秋さんの著書『人生がキラめく靴選び』では、「シンデレラフィットを生む靴の履き方」として説明してくださっていましたので、共有したいと思います。
今回の記事からは、靴で痛みを感じない履き方がわかります。
お伝えする内容です
- カカトが靴の中で転がらないように、紐のついた靴を選ぶ
- 靴ひもで足を包み込むように結んで、やわらかい足をしゃんとさせる
- つま先から順に強くしていき、最後に土踏まずの一番高い所をしっかりと結ぶ
- 面倒がらずに靴ひもを結ぶために、脱ぐときに紐を緩めておく
- どうしてもカカトが小さい方は、かかとサポーターを活用して固定する
今回の内容は、知っていれば自分で痛みをコントロールできることなので、しっかりマスターしてください。
自分の足の長さ・幅に合った、紐で調節する靴を選ぶ
まずは、自分の足に合った紐靴を選ぶことが大切です。
靴には幅が広いタイプから、狭いタイプまであるので、自分の足のタイプに合った物を選びましょう。
靴の選び方については、【これからがんばってウォーキングしようと考えているあなたへ 靴選びで失敗しないために必要な5つのポイント】にまとめてありますので、ご覧ください。
特に靴で足が痛くなってしまう方は、紐靴で過ごす時間を増やして、足の負担を減らします。
外反母趾やタコ、魚の目などの足のトラブルは、靴が大きいために、カカトが動いてしまうことで起きます。Σ(・□・;)
靴が小さいと歩きにくくてダメだとすぐわかりますが、大きくて脱いだり履いたりが楽な靴もトラブルの元なのですね。
足のためにはちょうど良く、紐で調節できるものを選びましょう。
靴を足にフィットさせる
自分に合った紐靴を選んだら、紐をしっかりと下から結んで履きます。
これがまた、面倒で行っていない方が多いのではないでしょうか。
私は紐をほどかなくても脱げるくらい、ゆるく結んでいました。
しかし、森さんはこれではだめだと教えてくれます。
靴に備わっているアーチを使って、気持ちよく歩くためには、足が靴の中で遊んではいけないのです。
そのため、靴を履くときは毎回下から紐を締めていくのです。
土踏まずの所から簡単に指が入るようだと、足の痛みが出やすくなってしまいます。
風呂敷で柔らかい物を包むように、靴紐と靴で足を包んであげると、やわらかい足もしゃんとしてくれて、快適に歩く事ができます。
面倒だと感じないで紐を結ぶ癖をつける方法
そんなことをいっても、毎回靴を履くときに、わざわざ下まで紐を緩めて、それから足を入れて、順に締めていくというのは、なかなか面倒です。
というか、かなり面倒です。
そこで森さんは一工夫を教えてくれます。
靴を脱ぐ時に紐を下まで緩めておくといいですよ。
う~ん、かなりシンプル
たしかに、緩んでいる紐は締めないと歩けません。
要は、面倒がらずにできるまで続ければいいのだと説明してくれます。
私も試してみましたが、しっかり上まで結んだ靴は、そのままスルッとは脱げません。
必然的に紐を緩めて靴を脱ぐことになるので、ついでに下の方まで緩めてしまうといいという事なのだと感じました。
まずは、靴を脱ぐときは紐を緩めることを習慣にしましょう。
カカトが小さい方はサポーターを活用するなどの工夫が必要
足を痛めやすい足の形の方もいらっしゃいます。
特に、肉が少なかったり、皮が薄かったり、カカトが小さい方は、足のトラブルが起きやすいです。
小さいカカトの足にフィットしやすい靴が少ない上に、カカトが靴の中で転がりやすいからです。
また、左右で足の形が違う事もあるため、ちょうどいい靴のサイズに合わせるというのができにくいという事もあります。
森さんは、どうしても合わせる事が難しい時には、かかとサポーターで保護するのがいいと紹介してくれています。
長く靴を履く時には、サポーターも上手に活用してカカトを守りましょう。
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まとめ
最後にまとめです。
今回は、マイシューズストーリー代表の森千秋さんの著書『人生がキラめく靴選び』から、足のトラブルを予防する方法をお伝えしました。
- カカトが靴の中で動くことで、外反母趾や魚の目などのトラブルが起きてくるので、しっかりと足にフィットさせることができる、紐のついた靴を選ぶ
- 下から順に足を包み込むように強く結んでいき、最後は土踏まずのてっぺんで、ギュッと結んで、やわらかい足をしゃんとさせる
- 面倒がらずに靴ひもを結ぶために、脱ぐときに紐を下まで緩めておく
- カカトが小さくて、靴の中でカカトが動きやすい方は、かかとサポーター等を活用する
私も、雨が降りそうな時にスリッポンでウォーキングに行ったことがありました。
一応、カカトの所を固定できてはいましたが、親指の付け根と、小指側の皮膚がこすれて痛くなってしまいました。
また、足首も痛くなり、普段のようにスムーズに進みません。
カカトのクッションが弱くて負担になってしまったし、つま先でうまく地面を蹴ることができないから、普段以上に疲れたのだと思います。
森さんが言うように、自分の足に合った専用の靴を履いてウォーキングする大切さが身に沁みました。
今回の内容をより詳しく知りたいという方は、本を読んでみてください。
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さて、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
痛みを感じて治療にお金を使うより、しっかりと目的にあった靴にお金をかけた方が断然お得ですし、せっかく高価な靴を準備しても、紐でしっかりと足に合わせないともったいないと思います。
皆さんのウォーキングに役立ててもらえると嬉しいです。
またよろしくお願いします。
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