ダイエットで起きやすいイライラ 避ける方法8選

ダイエット

「やせてきれいになりたい!でも、どうしてもイライラしてしまう。どうにか避けられないかなあ!」

このような思いを持っている方に、ダイエットで起きやすいイライラを避ける方法についてお伝えしたいと思います。

前回【ダイエットの大敵 あなたのイライラの原因5選】の回で、ダイエットをすると、どんな原因でイライラしてしまうのかをお伝えしたので、今回の内容からは、そのイライラを少なくする方法がわかります。

初めに結論です。

ダイエットのイライラを避ける、おすすめの方法8選

  1. 極端な食事制限を続けない
  2. 血糖値の急上昇・急降下を避ける
  3. 様々な食材を楽しむ
  4. 短期のダイエットではなく長期のダイエットにする
  5. メリハリをつけて、チートデイを楽しむ
  6. 運動による疲労をコントロールする
  7. 深呼吸を取り入れる
  8. 励ましをもらう

私が様々なダイエットに取り組んできて、イライラを小さくするのに役立つ方法や考え方をお伝えします。

極端な食事制限を続けない

短期間のダイエットは、体重を急激に下げますが、それだけ体の負担が大きいです。

当然です。

急に体に必要な栄養が不足するのですから、体は飢餓状態、緊急事態と感じます。

そのため、できるだけエネルギーを大事に使うようにため込みモード・省エネモードになって、あまり考えない、動かないでいいようになります。

一方、徐々に食事量を減らしたり、調整していく長期継続型のダイエットは、体が慣れていく時間もあるので、イライラが大きくなりにというメリットがあります。

血糖値の急上昇・急降下を避ける

血糖値が低下することで、空腹を感じてイライラします。

そのため、血糖値の急降下は避けたいです。

炭水化物を一度に大量に食べると、血糖値が急上昇します。

すると、インシュリンがグッと働いて血糖値が必要以上に下がってしまうという事も起きやすくなります。

このような血糖値の急上昇・急降下は避けましょう。

具体的な方法としては、

  • GI値が高い食材は注意して食べる。
  • 野菜ファーストで食べる。
  • ゆっくりと食べるようによく噛む。
  • 水などの水分を胃に入れてから食べる。

このような工夫が望ましいです。

GI値については【簡単糖質制限ダイエット どっちを食べようか迷ったらGI値を使って選びましょう】も参考にしてください。

加えて、油を使って急激に血糖値が上がるのを防ぐという方法もあります。

例えば、ざるうどんを食べるよりも、てんぷらうどんを食べた方が、血糖値が急に上がるのを防いでくれるので、血糖値が気になる方にも知っておいてほしい事です。

一般的には、油を使った方が高カロリーで体に脂肪を蓄えやすいく、体に悪そうですが、油を使う事によって急降下を防ぐ事に加えて、腹持ちを良くできるという大きなメリットもあります。

つまり、油で炭水化物をコーティングして、消化吸収に時間をかけることによって、ゆるやかに血糖値が上昇して、ゆるやかに下がっていくようにすれば、間食をしたいという気持ちが減りますし、イライラも軽減しやすいということです。

例えばノンオイルドレッシングなどは、大変ヘルシーなイメージを持っている方もいらっしゃると思いますが、野菜と一緒に良質な油を使って、腹持ちを良くしたり、脂溶性ビタミンの吸収を高めることができるという効果も期待できます。

様々な食材を楽しむ

 様々な食材には、様々な栄養素が含まれています。

ビタミンC・B群や、鉄分、たんぱく質といった栄養素が不足することによって、イライラが起きやすいと【ダイエットの大敵 あなたのイライラの原因5選】でお伝えしました。

これらの栄養素が多く含まれる食材も上げておきます。

ビタミンⅭ…ピーマンやじゃがいもなどの野菜、果物 など

ビタミンB1 … 豚ヒレ肉、タイ、うなぎ、玄米 など

ビタミンB2 … 卵、豚レバー、イワシ、カレイ、納豆、牛乳 など

ビタミンB6 … 鮭、さんま、レバー、さば、かつお、マグロ、バナナ、さつま芋 など

ビタミンB12 …しじみ、あさり、牡蠣、さんま など

ビタミンB2が不足すると肌荒れや口内炎も起きますし、ビタミンB6不足すると、皮膚炎、口内炎に加え、湿疹が起きる事もあります。

鮮度がいい物は、できるだけ生で食べると、ビタミンが壊れないのでおすすめです。

鉄分…レバー、牛肉、ホウレンソウ、牡蠣、木綿豆腐、あさり など

動物性の方が吸収率が高いので、貧血傾向の方はレバーや牛肉などを積極的に食べたほうが効率的ですが、野菜や木綿豆腐などからの鉄分や他の栄養素補給は大切です。

たんぱく質…肉、魚、大豆製品、卵 など

動物性たんぱく質は、生で食べたほうが、トリプトファンが多く摂取できるのでおすすめ。

トリプトファンは、幸せを感じるホルモンであるセロトニンの材料です。

生卵や魚の刺身、牛肉のミディアムレアなどはトリプトファンを効率よく摂取できて、イライラ解消に役立ちます。

ここで一つ大きな問題があります。

糖が不足、たんぱく質が不足、ビタミンCが不足、といったように、自分が不足している栄養素を探し出して、補うようにするのは、かなりの栄養の知識が必要になることです。

このような問題を解決するには、無料のアプリのカロママ等を使って、栄養バランスや、どのような食材を食べるといいのかをアドバイスを得ていくという事が解決方法になります。

詳しくは【レコーディングダイエットに使えるアプリ『カロママ』 おすすめな人3選 使ってみてよかった点7選 残念な点3選】も参考にしてください。

また、単一の食材を黙々と食べ続けるよりは、様々な食材を口にした方が、栄養の偏りは小さくなります。

加えて、色々な食材を楽しんだ方が食べる楽しみも増して、イライラが生じにくくなります。

チートデイを活用するなど、メリハリをつける

ストイックに食事制限を続けると、体重が思い通りに下がらずに疲れて食べたくなる時もありますよね。

ダイエッターなら誰にでもあると思います。

そのような時は、チートデイを活用しましょう。

200㎉以内のご褒美です。

普段の食事に、楽しみを上手に取り入れる事、計画する事も、イライラを解消する事に繋がります。

詳しいやり方は【なぜ急に体重が減らなくなった!? 停滞期を乗り越える5つのポイントとチートデイの活用法】も参考にしてください。

運動の疲労によるイライラをコントロールする

体が疲れているイライラしやすいです。

有酸素運動や筋トレによる疲労が強い日には、運動量をぐっと減らして、軽い散歩やストレッチにしてリフレッシュをメインにしたり、まるっきり運動をオフの日にすることも有効です。

体の疲労が無くなったら、また再開すればいいです。

運動で空腹を紛らわせる

忙しくしている時の方が、空腹を忘れている事はありませんか?

気が付いたら食事の時間が過ぎていたなんてことも。

かえって、暇でゴロゴロしている時の方が、なんだかお腹がすいて、色々と食べたくなったりします。

これには、血糖値を上げるホルモン、グルカゴンが影響しています。

私たちの体は、低血糖を予防して、一定に保つ働きがあります。

ゴロゴロしていて、なんとなく小腹がすいてきそうなときは、思い切ってウォーキングに出かけることによって、空腹が紛れて、イライラが抑えられるという事があります。

ただ、あまりにお腹が空きすぎて、めまいなど危険な状態にならないように注意しましょう。

有酸素運動で気持ちがスッキリするという効果も期待できます。

忙しくて最近疲れが取れないという方へ ダイエット効果だけでなく気持ちがすっきりする運動の方法】で詳しく説明しています。

深呼吸を取り入れる

イライラしている時には呼吸が浅く、早くなっています。

これは交感神経の働きによるものです。

この状態が続くと、体も心も疲労してしまいます

これを意識して変えることができます。

それが深呼吸。

ゆっくりと深い呼吸を繰り返すことによって、ゆっくりする副交感神経を優位にすることができます。

イライラすることが多いと感じるときこそ、肺が広がるイメージを持って、深呼吸しましょう。

すると、全身に新鮮な酸素が巡って、体の細胞も喜びます。

励ましをもらう

家族や友人に、ダイエットに取り組んでいる事を伝えて、応援してもらいましょう。

ダイエットは、日々コツコツと続ける事が、成功の秘訣ですが、孤独に感じたり、嫌になったり、飽きたりしやすいですよね。

モチベーションを維持するために、周りの方の力を借りるのは大変おすすめです。

「応援してくれる人がいないよ」「こっそりがんばりたいよ」という方には、ツイッターの活用がいいと思います。

匿名でいいので、ダイエットで頑張っている事をツイートすると、たくさんのダイエッターの方に応援してもらえます。

私はツイッターを始めてみて、お互いの励まし合いができるし、他の方の頑張りや工夫、考え方が学べて、とってもいい仕組みだと感じました。

まとめ

『イライラを避ける方法を知って、ダイエットを楽しく続けよう』

最後に今回のまとめです。

今回は、イライラを避ける方法を8つ紹介しました。

  1. 極端な食事制限で、自分を追い込まない
  2. 血糖値の急上昇・急降下を避ける
  3. 様々な食材を楽しむ
  4. 短期集中ではなく、長期継続ダイエットに取り組む
  5. メリハリをつけて、チートデイを楽しむ
  6. 運動による疲労が大きい時には上手に休む
  7. 深呼吸を取り入れる
  8. ツイッターなどで励ましをもらう

当たり前ですが、生活習慣が変わらないと体は変わっていきません。

特に食生活をより良い状態にしていくことは重要ですが、ストレスが伴います。

一方、まだ運動の方がストレスが少ないと私は感じていますが、それは人それぞれだと思います。

上手にイライラをコントロールして、ダイエットを継続して、理想の体に近づけていきましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

またよろしくお願いします。

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