「色んな人が、『白い物は体によくない、白米がよくない、玄米を食べなさい』って言うけど、実際どうなんだろう?美味しいのかな?面倒じゃないのかな?」
玄米について興味のある方へ、3週間白米を玄米に変えて食べてみたので、感じた事をお伝えします。
今回の記事からは、実際に玄米ごはんについての感想と体の変化がわかります。
結論です。
- 予想していたよりも美味しかった
- 少し浸水時間と水の量を変えると、より美味しく食べられた
- 白米と違う食感なので、使う料理を工夫するとむしろプラスになる
- たった3週間でも体調にいい変化があった
このような結論になります。
ぜひ皆さんのダイエット、毎日の健康づくりの参考にしてください。
多くの方が、白米よりも玄米を食べようと伝えてくれている
健康づくりの本を読むと、
『白米は精白されているため、血糖値が上がりやすく、糖尿病のリスクを高める』
『一番ビタミンや食物繊維が多い、糠の部分を除去した、残りかすの部分を食べてしまっている』
『過食と糖尿病のリスクが高い現代人は、玄米を食べるべき』
このような意見が多いです。
東京農業大学の渡邊先生も論文で玄米食を勧めています。
玄米食は多くの酪酸産生菌の増殖を促すものであり,健康な腸内環境の維持に役立っている.
渡邊 昌 東京農業大学 病気にならない生活:―どういう食生活が健康長寿をもたらすか?―全人的医療 17(1), 63-74, 2019公益財団法人 国際全人医療研究所
試しに玄米を食べてみました
白米を主食としてきた私達にとって、なかなか玄米に変更するというのは難しいのではないでしょうか。
いくら体にいいからと言われても、面倒くさいという思いで試してみるのも億劫になるのが普通だと思います。
そこで、私が試してみました!
私は普段、朝にお茶碗1杯から1.5杯の白米を食べています。
お昼には、朝と同じくらいの量を弁当で食べます。
夜は、カレーなどなら白米を食べますが、食べたり食べなかったりという生活です。
それを、全て玄米に変えました。
家族に玄米を強制するのは気が引けたので、私一人だけの分を小さな炊飯器で炊いて、残った分は、一食分ずつラップに包んで冷凍庫に入れて保存。
それを朝はチンして。
昼はそれをおかずと一緒に弁当として持って行って、そのまま食べてみました。
炊きたての玄米を食べてみた
白米と全く違う。
思っていたより美味しい。
以前食べたことがある五穀米は、美味しいとは感じなくて、体のために我慢して食べるような感じだったので、それを想像して口に入れた所、全然我慢はしなくていい。
少し香ばしい。
噛んだ感じも、白米と全く違う。
プチプチしている。
一粒一粒をしっかり感じる事ができる。
人によっては、固めと感じる人もいるかもしれない。
その分、噛み応えがあって、自然としっかり噛んで食べることになった。
見た目は一見炊き込みご飯のよう。
今だと、ちょっとおしゃれなご飯という感じにも見えなくもない。
一度冷凍したのをチンして食べてみると
次の日の朝は、冷凍庫から出してレンジでチン。
食べてみると、
大丈夫
いけます。
炊きたてと、ほぼ変わらない。
お弁当として食べてみた
朝に、凍った玄米を、そのままおかずと一緒に持って行って、そのまま食べたらどうだろう。
自然解凍です。
お昼に食べてみると、パラパラでした。
よくほぐれたチャーハンのよう。
米粒同士がくっついていないのです。
なるほど
確かに白米よりも粒が離れやすい状態で、一度冷凍庫に入れたら、パラパラになるのだなと実感しました。
味は、やはり炊きたてや、レンジで温めた方がおいしい。
食べられなくないけど、できればチンして食べたほうがいいと感じます。
やってみてよかった、美味しく食べるための一工夫
3週間食べてみて、今の所やってよかった工夫をお伝えします。
そんなに大したことではないですが、2点は気を配ったほうがいいです。
一点目。
炊く前の浸水時間を長めにする。
食べた感じが、白米よりも歯ごたえが感じるので、どうしても瑞々しさからは遠のきます。
そのため、玄米を水につける時間は、5~6時間とった方が美味しいと感じました。
しかし、浸水時間を多くするのは、面倒だと感じる点だとも思います。
二点目。
炊く時の水加減を多めにする。
これは好みによると思いますが、水を白米より多めにした方が、しっとりもちもちして美味しかったです。
色々試してみた結果、私は白米の線より、0.5㎝~1㎝分多く水を入れた時が、美味しいと感じました。
なお、これはお米の種類にもよると思います。
私はつや姫かで試してみました。
つや姫とはえぬきが美味しいと思って普段食べているから、玄米もつや姫を試してみましたが、皆さんが食べやすい種類の玄米の水加減を調整していただきたいです。
料理に合わせて玄米を使ってもいい
食感と味が白米とは違うので、カレーや親子丼などの丼物に、大変合うと感じました。
口に入れて、噛んだ感じは肉のよう。
カレーや親子丼などは肉が多くてお得な感じがします。
そのため、白米の代わりに食べるだけでなく、玄米カレーや、玄米親子丼などはより美味しさアップなのでおすすめです。
3週間継続して感じた体の変化
まず、食べた直後の満足感が、白米とは違います。
血糖値が急激に上がらないからでしょうか、眠くもならないし、しっかりお腹に溜まったという満足感が高いです。
人によっては、白米より胃にもたれると感じる方もいらっしゃるかもしれません。
また、便通が良くなると聞きますが、便秘解消には大変有効だと感じました。
次の日から、便の量が増えたように感じます。
私は元々、便秘ではないですし、毎朝1回排便があったのですが、朝は排便でトイレに起きたり、出勤前までの時間で3回ほどトイレに行くことも多くなりました。
玄米は白米よりも食物繊維が多いので、同じ量のご飯を食べても、便の量が増えて、快便になっていると感じます。
特に女性で便秘気味という方は、白米を玄米に変えるだけで、排便がスムーズになる可能性が高いです。
まとめ
今回は白米を玄米に変えてみた結果をまとめてみました。
- 予想していたよりも美味しく、美味しくない物を我慢して食べないといけないという感覚はなかった
- できれば温かい状態で食べた方がいい
- 炊く前の浸水時間を5時間ほどにし、水の量プラス0.5㎝くらいで炊くと、より美味しく食べられた
- 白米と違う食感なので、カレーや親子丼などの丼物に使うと、肉のような食感で料理をより美味しくなった
- 食べた直後から満腹感が高く、排便の量が増えるので、便秘の解消にもなる
以上のような感じでした。
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実際やってみて、美味しく食べられるし、家で玄米を精米している人は、その手間が減るのでいいと考えます。
私としては、継続しても苦ではないので、継続して健康診断結果などの変化を見ていきたいと思いました。
以上、皆さんのダイエットや健康づくりの参考になれば嬉しいです。
またよろしくお願いします。
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