「腹筋機器は何がいいだろう?」
このようなつぶやきを聞いたら、真っ先に、「アブローラーがおすすめ!」と伝えたいと思いました。
今回は、「まだアブローラーを使った事がない」「アブローラーはいいのかな」という方に、使ってみての感想をお伝えします。
始めに結論です。
アブローラーを使ってみて3つの大きなおすすめポイントがあった
- おすすめポイント1.普段の生活で衰えやすい、腹筋と二の腕にしっかり刺激が入っていた
- おすすめポイント2.関節を大きく動かすので、腰や肩の調子をよくなった
- おすすめポイント3.筋力に自信がない方も、運動上級者も、一台で負荷を調整できる
始めるにあたっての注意点は3つある
- 注意点1.怪我の予防のために腰を反らさないで行う
- 注意点2.最初は戻らない所から、徐々にレベルアップする
- 注意点3.最初は膝にあてるクッションが必要
このような内容でした。
アブローラーは、値段が安く、予想以上にいい器具だったので、紹介したいと思います。
おすすめポイント1 効果的に衰えやすい部位をトレーニングできる
まずは、アブローラーで筋トレ効果が高い部位についてお伝えしたいと思います。
ここに効くな~と感じた所は、お腹(腹直筋)と二の腕(上腕三頭筋)。
腹筋を鍛えようと思って、行ってみましたが、二の腕にもしっかり効いたのが、嬉しい効果でした。
どちらの筋肉も、普段の生活では、衰えやすい筋肉です。
腹筋が衰えると内臓が下がりやすくなりますし、二の腕が衰えると振袖状態になります。
お腹の筋肉、特に腹直筋にダイレクトに効く
アブローラーでの運動は、伸びていく時と、腹筋が収縮する時の両方に負荷をかける事ができて、大変効果が大きいと感じました。
学生の時に行った頭を上げる腹筋では、上半身を持ち上げる時に筋トレ効果があります。
それに対して、アブローラーは、体を伸ばす時には、縮まった腹筋が徐々に伸ばされて効きますし、戻す時にはまた腹筋が収縮しようと頑張るので、ダブルの筋トレ効果がありました。
加えて、お腹、特に腹直筋が全て使われるのもいい点です。
頭を上げる腹筋では、主にお腹の上の方、足を上げる腹筋では下の方と、鍛える事ができる部位が分かれてしまいがちですが、アブローラーは、みぞおちから恥骨の所まで、全てが使われる感覚があります。
二の腕にもしっかり効いた
腹筋と一緒に、二の腕も働いているのがわかります。
二の腕の筋肉である上腕三頭筋は、主に肘を伸ばす時に使われる筋肉です。
しかし、アブローラーの場合は、不安定な体をしっかりと支えるために、二の腕ががんばります。
上の方に伸びるほど、どんどん不安定になるので、それを支えるために、二の腕がたくさん働いて、トレーニング効果が上がっていると感じました。
おすすめポイント2 腰と肩の関節の動きがよくなる
筋肉発達の効果と共に、大きなメリットと感じたのが関節の動きがよくなるという効果です。
関節を大きく動かして、刺激を与えることによって、運動後は体の関節周りが楽になりました。
膝つきの状態から、腰と肩にも負荷を感じながら伸ばして、また戻すという動作を繰り返すことによって、運動中はぎこちなかった関節が、終了後は血行が促進され、関節が滑らかに動くようでした。
個人差が大きいと思いますが、私の場合は肩と、辛くなっていた腰が格段に調子がいいと気づきました。
「え~トレーニングをしたのに、腰とか肩が楽になるの?」という声が聞こえてきそうですが、運動中は関節の軋みを感じるようでしたが、終わったらすっきりして、特に腰の調子が良くなったのは、嬉しい効果でした。
おすすめポイント3 一台で運動の負荷の量を調整できる
いいなと感じた点の3つ目は、初心者から、上級者まで、一台でトレーニングする事ができるという点です。
例えばダンベルや、リストウェイト、アンクルウェイトなどは、その重さに慣れてしまえばトレーニング効果が低くなってしまい、さらに別の物を準備する必要があります。
しかし、アブローラーは、筋力に合わせて調整できるので、一台で幅広くトレーニングする事ができます。
一番弱い負荷では、膝つきから伸ばしていって、そのまま戻らずに床に倒れこむ方法です。
行きっぱなしなので、始める時はここから開始するといいですが、ゆっくり伸ばしていくことで、トレーニング効果は得られます。
第2に、膝つきで、伸ばして、戻ってくる方法です。
この段階でも、割と筋力を必要とするし、その分トレーニング効果は大きくなります。
最終段階は、膝をつかないで伸ばして、戻ってきます。
より多くの、大きな筋肉を鍛える事ができるので、まさに上級者向けです。
私はまだ、できませんでした。
アブローラーを始める時の3つの注意点
「これからやってみる」という方に向けて、注意点をお伝えしたいと思います。
- 腰を反らさない
- ステップアップして行う
- クッションを使って膝を痛めない
まず、意外と大きな負荷が体幹部にかかるので、腰を反らして痛めないように気を付けましょう。
そして、先に述べたように、筋肉への刺激は大きいので、最初は寝転んでも大丈夫な状態で、行きっぱなしでやってみて、慣れたら膝つきで戻ってくるというように、ステップアップして行いましょう。
いきなり、膝をつかないで行うのは危険だと思いました。
安全に行うためにも、膝つきのトレーニングを重ねて、10回の3セットを楽にできるようになってから、膝を離したバージョンにステップアップするといいです。
3点目ですが、膝をついて行う時はクッションが必須です。
直接床に膝を付けて行おうとすると、青あざができてしまいます。
それも、スタートの膝がつく位置より、上の方までカバーできるクッションを準備するといいようでした。
伸びた時に、膝の上の方も使って体を支える姿勢になるためです。
呼吸を止めないで行ったり、徐々に大きく動かしていくなどは、他の筋トレと同様に行いましょう。
まとめ
最後に「アブローラーを使ってみてよかった」のまとめです。
今回は、アブローラーを使ってみて感じたことをまとめました。
おすすめしたいポイントは3つ
- おすすめポイント1.普段の生活で衰えやすい、お腹(腹直筋)と二の腕(上腕三頭筋)にしっかりと聞かせることができる
- おすすめポイント2.腰や肩などの関節が滑らかに動くようになる
- おすすめポイント3.一台で初心者から上級者までトレーニングを行う事ができる
始めるにあたっての注意点は3つある
- 注意点1.怪我の予防のために腰を反らさないで行う
- 注意点2.最初は伸ばしっぱなしのやり方から、徐々にレベルアップする
- 注意点3.初心者は膝にあてるクッションが必要
このように感じました。
私も膝を付けないで、スムーズに行えるように、トレーニングを重ねていきたいと思います。
二の腕の振袖を改善する方法として、【二の腕シェイプアップで振袖改善 ペットボトル筋トレorダイヤモンドプッシュアップ&肘上げストレッチ】でも紹介しましたが、筋トレの方法としては、今回のアブローラーも大変いいと感じましたし、二の腕のストレッチについても参考にしてください。
これで、腹筋と二の腕が鍛えられて、血糖値の上昇も抑えられるなら、持っていても損はないと思います。
私が使用したのは、ストッパー付きで、より安心度が高いダブルウィールです。
興味のある方は検討してみてください。
また、初める時は、膝を守る事も忘れないようにしましょう。
以上、皆さんの理想の体づくりの参考になれば嬉しいです。
一緒に体を磨いていきましょう。
今後もよろしくお願いします。
コメント