「自転車はダイエットになるのかなあ。これから何か運動しようかと思うけど、自転車は運動になるのかなあ。」
このような、自転車を使ったダイエットに興味がある方にお伝えします。
この記事からは、自転車ダイエットのメリットがわかります。
結論からお伝えしますと、
- 自転車ダイエットは、特に運動を普段行っていない方、体重によって膝の痛みが生じないか心配な方に、特におすすめの運動です
- 「いつかはランニングなどのハードな運動にも挑戦しようかな」と考えている方にも、準備の運動としてぜひ検討してください
自転車ダイエットのメリット
最初に、ダイエットのために自転車を使うメリットについてお伝えします。
- 膝への負担が小さく、有酸素運動を行う事ができる
- 景色や季節を楽しむ事ができるため、気分転換になる
- 負荷量を調整すれば、足の筋トレも行える
- 車やバイクなどを活用する人は、普段の移動手段を変えるだけで運動ができる
私はこれらの理由から、自転車による運動をダイエットに取り入れています。
膝への負担が小さく、有酸素運動で脂肪を燃やす事ができる
私が感じる大きなメリットの一つとして、膝や足首への負担の小ささがあります。
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動に比べると、体重が直接膝の負担になるわけではないので、痛みが生じにくいです。
『脂肪を燃やすなら有酸素運動、有酸素運動といえばウォーキング』
このように考えて、ウォーキングから始める方は多いと思います。
ウォーキングは誰でも気楽にできる運動というイメージが強いのではないでしょうか。
しかしウォーキングは、膝に体重の3倍以上の負担がかかるという問題があります。
階段の昇り降りでは、6倍以上になってしまいます。
そのため、「ダイエットのためにウォーキングをしよう!」と急に頑張りすぎると、膝の痛みが出てくることがあります。
私の周りの方でも、ダイエットのためにウォーキングを開始した途端、膝や足首に痛みを感じて、運動を諦めてしまう方がたくさんいらっしゃいました。
もちろん自転車もペダルを漕ぎますので、膝にかかる負担は全くないわけではありません。そのため、
・最初は少ない運動から始めて、徐々に時間を増やす
・運動前後のストレッチも合わせて行う
・サドルの位置を高すぎず、低すぎない位置に調整する
このような事に注意して行う事が、痛みを生じさせないポイントになります。
しかし、やはりウォーキングより、自転車の方が膝や足首の痛みが起きにくい有酸素運動ということで、特に、足腰の筋肉が低下してくる40歳以上の方には、大きなメリットとなります。
景色を楽しんで、気分転換しながら運動できる
人によって、ジムなどでコツコツトレーニングを行うのが好きという方がいらっしゃると思いますし、外での運動がいいという方もいらっしゃると思います。
ジムは冷暖房が効いて、天気に左右されない環境で運動できるというメリットがありますし、外での運動は開放感があるというメリットがあります。
どちらも一長一短がありますが、私はどちらかというと、外で運動する方が性に合っているので、自転車による運動は好きです。
緑が多い公園など、お気に入りのコースを自転車で走ると、景色を楽しんだり季節を感じたりできて、リフレッシュ効果が高いと思います。
有酸素運動の効果として、うつ病予防効果がある言われていますが、自転車やウォーキングをするようになってから、気持ちが落ち着くという感覚がわかりました。
厚生労働省も有酸素運動とうつ病について、啓発しています。
うつ病の治療には、医薬品による治療(薬物療法)と、専門家との対話を通して進める治療(精神療法)があります。また、散歩などの軽い有酸素運動(運動療法)がうつ症状を軽減させることが知られています。
引用:うつ病|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
特に仕事が忙しいという方や、人間関係等に悩んでいる方は、5分でいいので、自転車で風を感じる時間を持ってみてほしいです。
自転車による運動は、決して苦しくなくて、リフレッシュできるものなんだ、という事がわかると思いますし、もっと自転車を楽しんでみようという気持ちになるのではないかと思います。
負荷量を調整すれば、筋トレも行う事ができる
自転車による運動は、長く漕げば有酸素運動になりますし、数秒しか持たないくらいの強い強さで漕げば、筋トレにもなります。
筋トレは、短時間で大きな力を出すことができるようになるための運動で、筋肉を大きく発達させることができます。
競輪の選手は自転車のスピードを競いますので、発達した足を持っていますが、筋トレも行った効果と言えます。
このようなペダルを漕ぐ運動が、膝を守る太ももの筋肉の強化にもなります。
そのため、特に体重の重さから膝の痛みが出てくるか心配という方や、普段運動をしていない方の、取っ掛かりの運動にもおすすめです。
まずは、膝の痛みが生じにくい自転車による運動から始めて、足の筋肉が丈夫になってきたなと感じてから、ウォーキング、そして、ランニングというように、有酸素運動の幅を広げていくと、楽しみも広がります。
車やバイクなどを活用する人は、自転車に移動手段を変えることで運動になる
通勤などの移動が日課の方は、その手段を自転車に変える事で、手軽に運動を取り入れる事が出来る事も、大きなメリットです。
ウォーキングに比べ、倍以上のスピードで移動できますので、忙しくてなかなか運動する時間が持てないという方に、大変おすすめです。
私も最近環境の変化により、運動の時間が激減しまったことも、自転車によるダイエットを始めたきっかけです。
それまで継続していた、週2~3回の運動の機会が無くなって、急に体の筋肉が衰えて驚きました。
私たちは筋肉を発達させることは時間がかかりますが、衰えさせるのは、ほんの数週間あれば簡単に衰えさせることができます。
気軽に有酸素運動にも、筋トレも行う事ができる自転車を選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、私の大好きな自転車を使ったダイエットをお伝えさせてもらいました。
- 膝への負担が小さく、脂肪燃焼のための有酸素運動を気軽に行う事ができる
- 景色を楽しむ事ができるため、気分転換しながら運動できる
- 負荷量を調整すれば、筋トレの効果も狙える
- 車やバイクなどを活用する人は、普段の移動手段を変えるだけで気軽に運動ができる
これらは大きなメリットです。
一方、雨などの天気により行いたくなくなったり、事故の危険性があったりなどのデメリットも考えられます。
また、自転車購入やメンテナンスに金銭面の負担がある事も、開始の妨げになるかもしれません。
しかし、これらを考えても、運動中のさわやかさや、運動としての足腰の強化の効果は大きいです。
交通手段を、車などから自転車に変えることで、燃料費を下げる事ができますし、資源を消費しないで、減らしたいお腹の脂肪を消費するというのは、これからの社会に合ったエコダイエットだと考えています。
また、自転車は、多くの方が転びながら体で覚えた乗り物で、ほとんどの方が乗る事ができる事もおすすめしたい理由です。
多くの方が気軽に始める事ができます。
膝や腰の痛みが心配という方には、水泳運動によるダイエットという手もあると考えますが、取り組みやすさでいったら、断然自転車のダイエットがおすすめできます。
私とすれば、ぜひ自転車ダイエット仲間が増えるといいなと考えます。
ぜひご検討ください。
では、今回も最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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