「ダイエット中は食べる物を気を付けたほうがいいと思うけど、フルーツはどうなんだろう?フルーツにはビタミンも豊富だし、美容のためにも食べた方がいいんじゃないかな。やっぱり食べたいけど、食べたら太ってしまうかなあ。何を食べればいいだろう?」
ダイエット中のフルーツについて、気になっている方は多いと思います。
フルーツのダイエットというと、バナナダイエットやリンゴダイエット、スムージーダイエットなどを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事は、ダイエット中もフルーツを楽しめるポイントをお伝えします。
結論から言うと
- ダイエット中にもフルーツは食べても大丈夫です
- ビタミンやミネラルが豊富なフルーツのですが、果糖が多いために脂肪が増えやすいので、量に注意しましょう
- 一日の適正量を守って楽しみましょう
このようになります。
フルーツの栄養
ダイエットに取り組んでいると、体にいらないカロリーを減らすために、食事量を減らしたり、偏った食事になってしまう危険性は高くなります。
糖質と脂質の多い食べ物・飲み物のコントロールが主になると思いますが、食事量の減少と共に、体に必要なビタミンやミネラルが不足してしまい、栄養不足になるリスクが高くなります。
ビタミンやミネラルの働きには、様々違いますので、色々な食品から摂取することが必要です。
ビタミンは体に必要な量を体内で作ることできませんし、ミネラルについては、全く作り出すことができません。
栄養不足で体調が悪くならないように注意が必要です。
できれば、特定の食べものに偏らずに、様々な食べ物を食べて、ビタミンやミネラルを摂取できている状態が理想ですが、忙しい私たちは、なかなか細かい栄養バランスまで気を配るのは難しいという事も多いと思います。
不足しがちな栄養素を補う際にも、フルーツが大変重宝します。
特にフルーツからは、ビタミンCと、カリウムを摂取することができます。
ビタミンⅭは不足していませんか?
特にダイエットによる栄養不足を考えると、美容のためにもビタミンCの摂取には気をつけていただきたいです。
ビタミンCは血管や筋肉、骨、皮膚などの組織をつなぐコラーゲンを生成したり、鉄の吸収を促したり、活性酸素を除去してくれます。
活性酸素は細胞の老化をまねいてしまいますので、十分とりたいビタミンですね。
しかし、ビタミンCは体の中で作ることができません。
「美容のためにコラーゲンをたくさん食べているよ!」という方もいらっしゃると思いますが、ビタミンCをとっていないと、コラーゲンの生成は進んでくれません。
コラーゲンををしっかりとることと一緒に、ビタミンCにも気を配りましょう。
ビタミンCが豊富なおすすめのフルーツ
ビタミンCは、赤パプリカやブロッコリーなどの野菜に多く含まれていますが、「あまり野菜は食べられていない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方には、キウイフルーツ、柿、オレンジにビタミンCが多く含まれていますのでおすすめです。
また、直接食べる事が難しい場合は、レモン、すだち、かぼす、ゆずなどをサラダなどの料理に使うと、簡単にビタミンCを取ることができます。
私は、レモンやかぼす、すだちは、果汁100%濃縮還元が使いやすくて重宝しています。
それぞれ、その時の気分で変える事ができ、さわやかな風味が料理をグレードアップさせてくれます。
ミネラルのカリウムもフルーツで補給
ミネラルも他の栄養素がスムーズに働けるようにサポートしたり、体の組織が正常に機能するように調整する働きをしてくれています。
先ほど申した通り、ミネラルは体の中で作る事ができないので、毎日生活の中で口にする必要がありますね。
ミネラルの中でも大変重要な栄養素であるカリウムを、フルーツで摂取することができます。
バナナやイチゴ、ベリー類に多く含まれます。
参考:文部科学省:日本食品標準成分表
カリウムはナトリウムの再吸収を抑制して、尿中に出してくれるため、血圧が高めの方に特におすすめです。
カリウム:人体に必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをする。
ナトリウムを排出する作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節する上で重要。
引用:e-ヘルスネット 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
しかし、これらにこだわりすぎるのも肩が凝って長続きしないと思います。
これらの知識を持ちながら、旬のフルーツを楽しむという事も大事です。
旬のフルーツは手に入りやすく、栄養価も高いし、季節を感じる事ができます。
フルーツは一日でどれくらい食べればいい?
体に必要なビタミンやミネラルを補給できていいといっても、食べ過ぎると果糖の取り過ぎで脂肪が増えてしまいます。
しかし、お菓子やジュース類で糖分やカロリーを取り過ぎるより、断然フルーツの甘みを楽しむのをおすすめしたいです。
では、どれくらい食べればいいかというと、自分のにぎりこぶし一つ分、人差し指と親指で作った輪の中に入る量がおおよその体に必要な量です。
- キウイフルーツなら1.5個
- 柿なら1個
- オレンジなら1個
- バナナなら1本
- イチゴなら小1皿
色々食べたかったら、半分ずつなど調整しましょう。
フルーツはいつ食べるのがおすすめ?
おすすめの食べる時間についてもお伝えします。
大変気軽に食べられるフルーツですが、できれば日中食べるようにしましょう。
体の脂肪を増やす働きのあるタンパク質『BMAL1』が、朝起きてから6時間は減少するからです。
この時間なら、甘いフルーツを食べても、蓄えられにくい時間帯です。
夕方にはBMAL1が増加してくるので、夕食後のデザートよりも、昼食後のデザートか、3時のおやつが望ましいです。
もちろん、フルーツは皮ごと食べた方が栄養価が高いですし、手軽に食べられるメリットがありますので、朝の忙しい時間に食べるのもいいです。
午前中の活力になってくれますね。
まとめ
今回のまとめです。
- ダイエット中でも、ビタミンやミネラル補給のためにもフルーツは食べてOK
- 特にビタミンCはキウイフルーツ・柿・オレンジ、カリウムはバナナ・イチゴ・ベリー類に豊富だが、旬のフルーツを楽しみましょう
- 手軽に食べられるフルーツですが、果糖が多く食べ過ぎると脂肪が増えやすいので、量に注意
- 夜より日中の方が脂肪に変わりにくいので、明るいうちに楽しみましょう
このような事をお伝えさせてもらいました。
最後まで見てもらい、ありがとうございました。
皆さんの理想の体づくりに役立つと嬉しいです。
今後もどうぞよろしくお願いします。
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