「肩こりがひどくてなかなかよくならない😿」
肩こりは非常に辛いですよね。
ひどい時には頭痛がしたり、よく眠れないという事もあります。
肩こりは様々な原因で起きますが、あごの筋肉のこりでも起きます!
そこで、今回は、肩こりの原因があごの筋肉のこりからくるものかどうかのチェックと、改善方法についてお伝えします。
肩をマッサージしてもなかなか良くならなかった肩こりの原因が、実はあごの筋肉にあった場合の改善方法がわかります。
初めに結論です。
- あごの筋肉に過度の負担がかかっていると、こりが生じて、肩こりや頭痛、自律神経の乱れなどを生じさせる事もある
- チェック方法は、側頭筋と咬筋を触ってみて痛いかどうかでわかる
- マッサージとストレッチでこりを改善しよう
なお今回は、歯科医・銀座トリニティデンタルクリニック院長 島田一隆氏の著書『あご筋をほぐせば健康になる』を参考にさせてもらいました。
どうしてあご筋をほぐせば肩こりが改善する?
どうしてあご筋が肩こりに関係するかというと、あごの筋肉、あご筋(きん)は様々な神経の通り道だからです。
そのため、あご筋がこると、肩こりだけでなく、頭痛や背中の痛み、自律神経の乱れなど、様々な不調に関係してくると、島田医師は説明してくれています。
「どうしてあご筋がこるの?」という疑問が出てくるかもしれません。
それは、歯並びなどの関係であごにずれが生じてしまっている事、寝ている時の歯ぎしり等で過度にあご筋に負担がかかっている事などが考えられるとのことです。
そう言われてみると、私も歯並びは良くないので、あご筋に均等に力がかかっていないんじゃないかな、と思います。
そして、あご筋の近くを通る神経に影響して、肩こりなどが起きてきてしまうという事です。
そのため、いくら肩をマッサージしても、姿勢を良くしても、なかなか改善しないという事になるのです。
あご筋がこっているかのチェック法
あご筋がこっているかを確認してみましょう!
あご筋は、①側頭筋 ②咬筋 ③内側翼突筋 ④外側翼突筋で構成されています。
このうち、外側からすぐに触れるのは①側頭筋と②咬筋です。
この二つの筋肉がこっているかをチェックします。
側頭筋のこり具合チェック
頭の横側に手を当ててみて、奥歯をグッと強く噛みしめた時に、ピクっと動く筋肉が側頭筋です。
そこを指で押してみましょう。
側頭筋がこっていると、とても痛いです。
咬筋のこり具合チェック
咬筋は、頬を包みこむように手を当てます。
同じく奥歯を嚙みしめると、ピクピク動きます。
やはり、咬筋を指で触ってみて、痛い所はこっている所になります。
あご筋をほぐすマッサージとストレッチ
あご筋が凝っていると感じたら、それをほぐしましょう。
方法は、側頭筋と咬筋のマッサージと、内側翼突筋と外側翼突筋のストレッチです。
側頭筋と咬筋のマッサージは、こって痛くなっていた所を指で円を描くように、よ~くもんでください。
どの指でやってもいいです。
内側翼突筋と外側翼突筋は、外側から触ることができないので、ストレッチを行います。
口が大きく開けられない人や、口を大きく開けた時にガクっと音がする方は、関節を痛めてしまう恐れがあるので、無理はしないようにしましょう。
マッサージは、こっているかなと感じたら、お風呂などで頻回に行うと効果的です。
ゆったりした気持ちで行いましょう。
副交感神経も優位になって、リラックスできます。
まとめ
「あご筋のマッサージとストレッチで肩こりを改善しよう」
今回は、あご筋のこりが肩こりや頭痛に影響するので、チェックと改善の方法についてお伝えしました。
- あご筋である側頭筋・咬筋・内側翼突筋・外側翼突筋がこることによって、様々な症状が生じてしまう
- 側頭筋と咬筋を触ってみて、痛い場合はこっていると判断できる
- 円を描くようにマッサージと、あごを出してから口を開くストレッチであご筋をほぐそう
歯並びがあご筋のこりに影響しますが、歯が抜けたり、治療をほったらかしにする事も、あご筋に影響します。
そのような場合はとっても面倒ですが、歯医者さんで治療してもらいましょう。
マッサージとストレッチと合わせて、改善しやすくなります。
なお、実際に福島医師の本を読んでみたいという方は、ぜひ一読ください。
もっと詳しくあご筋について知ることができます。
今後も一緒に痛みの無い体を目指していきましょう。
以上、理想の体づくりに役立つと嬉しいです。
またよろしくお願いします。
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