「夏におすすめの食材はあるかなあ?」
このような思いの方には、イカがおすすめ!
イカは様々な料理で使う事ができるし、食材が安価で手に入れる事ができ、大変重宝します。
また、ダイエットについても優秀な食材ですので、一緒に学んでいきましょう。
最初に今回の結論です。
- イカはアミノ酸スコアが高く、高たんぱく、低糖質で低カロリー
- ビタミンや良質な脂肪酸が豊富
- おすすめだが、食べ過ぎには気を付けよう
身近なイカについて知って、上手に生かしましょう。
イカのたんぱく質・糖質・カロリー
最初にイカの栄養についてみてみましょう。
最初にたんぱく質についてです。
余分な脂肪を減らして、筋肉を発達させるためには、良質なたんぱく質を確保する事が重要です。
100に近いほど良質なたんぱく質であるアミノ酸スコアでも、イカは高い値を示しています。
わかりやすいように、鶏胸肉やご飯、魚と比較してみました。
たんぱく質の量についても見てみましょう。
鶏胸肉やさんまと同等以上のたんぱく質を含んでいるという事がわかります。
糖質はもとっても低いです。
カロリーが気になる方もいらっしゃると思いますので、こちらも見てみましょう。
さんまやご飯に比べるとカロリーは低いですね。
これらを総合的に見ると、ダイエットに向いている食材と感じます。
イカのビタミン・不飽和脂肪酸
イカはビタミンD以外の様々なビタミンが豊富です。
特にB12が豊富なので、たんぱく質の合成が促進されます。
B1の中のナイアシンも含まれています。
たんぱく質だけでなく、糖質・脂質が使われるのを促したり、エネルギーを生み出したり、脂肪酸やステロイドホルモンを作り出すのに使われます。
また、ミネラルであるセレンも含まれているので、体の酸化を防いでくれます。
老化防止ですね。
不飽和脂肪酸であるDHAとEPAも含んでいます。
DHAは脳の発達促進・認知症の予防・視力低下の予防・動脈硬化の予防・抗がん作用が期待できます。
EPAは高脂血症にいい作用があります。
血栓の予防・炎症を抑える作用・高血圧の予防効果があります。
不飽和脂肪酸は体内で合成する事ができないので、食べて体調をよくしたいです。
軟体動物にはタウリンが豊富と言われますが、イカにも含まれています。
そのため、血中コレステロール低下・中性脂肪低下・肝臓の働きを活発にする、疲労回復効果、心臓や肝臓の機能を高める、視力の回復、インスリン分泌促進、高血圧予防といった嬉しい効果が期待できます。
タウリンやEPA、DHAは熱に弱いので、できるだけ熱を加えず、生で食べた方がいいです。
食べる時の注意点
イカにはプリン体も多く含まれています。
そのため、痛風になりやすい人は特に注意が必要です。
いくら体にいいと言っても、食べ過ぎには注意しましょう。
魚は片手の手のひらに乗るくらいが一日の適量です。
イカも他の魚類と合わせて、一日で片手の手のひらに乗るくらいまでの量を食べましょう。
まとめ
『ヘルシーなイカを食べて理想の体づくりに生かそう』
最後に今回のまとめです。
- イカはアミノ酸スコアが高くて高たんぱく、糖質もカロリーも低い
- 体の細胞の生まれ変わりや、エネルギーをたくさん使うのに必要なビタミン、抗酸化作用のあるミネラルや動脈硬化予防などの必須脂肪酸やタウリンなどの栄養素が豊富
- おすすめだが、食べ過ぎには気を付けよう
イカは一年中あるイメージがあるかもしれませんが、それぞれ旬があります。
- スルメイカ 6月~10月 イカそうめんなど
- コウイカ 3月~5月 8月~10月 イタリア料理やイカ墨を使った料理
- ヤリイカ 1月~3月 9月~10月 刺身や寿司
- ホタルイカ 3月~4月 ボイルの酢味噌和え
旬のイカは味もいいですし、栄養価が高いので参考にしてください。
また、イカは噛み応えがあって、食べ過ぎ防止になりますし、消化が良くて、胃もたれしにくいといい事づくしです。
刺身、煮物、炒め物、フライ、ボイルしてサラダでもなんでもいけますし、個人的に肉の代わりに使えば、シーフードカレーやシーフードドリアなど、何だか少しおしゃれにも感じます。
コラーゲンが豊富で美肌効果のあるイカを理想の体づくりに生かしてください。
コラーゲンはほとんどが皮に含まれているので、食べる時は丸ごと食べましょう。
以上参考になれば嬉しいです。
内容が気に入ってもらえたら、他の記事も参考にしてもらったり、家族や友人の方に紹介してもらえると嬉しいです。
またよろしくお願いします。
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