「ダイエットのためにストレッチをしたいのだけど、いつやれば一番効果が出るんだろう?できれば、一番いい時にやりたいな」
このような思いを持っている方に読んでいただきたいです。
今回はストレッチを行うための、おすすめの時間をお伝えしたいと思います。
今回の結論ですが、
- 寝る前にじっくり伸ばすストレッチ行うと、一日の疲れやゆがみをとってくれ、リフレッシュできるのでおすすめ
- ストレッチでの毎日のケアで痩せやすいお得な体になりましょう
ということをお伝えしたいと思います。
筋トレを行う場合は、ストレッチと筋トレのどちらを先に行えばいいかについて、【ストレッチは筋トレの前と後、どっちにすると効果的?動的ストレッチと静的ストレッチの違い】で書いたので、よかったら参考にしてください。その中で、動的ストレッチと静的ストレッチの違いについても触れています。
筋トレなどの運動前は反動をつけて、大きく関節を動かす動的ストレッチがよく、運動後はじわっと伸ばす静的ストレッチが効果的ですが、それ以外にも行った方がいいタイミングがあります。
ストレッチは寝る前がおすすめ
ストレッチは、直接脂肪を燃焼させるには効率が悪く、筋肉量を増やす効果も低いですが、ストレッチを行うことによって関節が広く動くようになり、筋肉が伸ばされて血行が良くなり、凝りを取ってくれる効果が期待できます。
そのような効果を期待できるストレッチは特に寝る前に行いましょう。
その理由は3つあります。
- 一日の生活の疲れをストレッチで早く取ることができる
- 体のゆがみをリセットして、痛みを予防して就寝できる
- 副交感神経が優位となり寝つきが良くなる
私は、寝る前のストレッチは、反動をつけずにじっくり伸ばす静的ストレッチの方がいいと考えています。
一日の疲れをストレッチで早く取ることができる
トレーニングをした日はもちろんですが、一日使った後の私たちの体には、様々な一日分の疲れが溜まっています。
家事で肩がコチコチ (´;ω;`)ウゥゥ
デスクワークで腰がクルシイ ( ノД`)シクシク…
立ちっぱなしで足がパンパン (´;ω;`)ウッ…
これらのの症状に悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
そのような時に、ストレッチで筋肉を伸ばすことで、血行が良くなり、疲れを早く取ることができます。
肩や腰、胸、足など体が凝っているな、と感じる所を中心に伸ばしてあげると、体がスッキリします。
それだけでなく、不快呼吸に合わせてじっくりとストレッチを行うことにより、気持ちもゆっくり、すっくりします。
私にとっては、気持ちのリフレッシュ作用は、筋トレや有酸素運動よりもストレッチが一番効果的と感じます。
ぜひ、一日使った体を労わってあげてください。
一日の終わりに、知らないうちに起きているゆがみを改善できる
いつも同じ方の手でバックを持ったり、同じ姿勢で掃除機をかけるなど、体の使い方には皆さん癖があります。
試しに、違う方の手で掃除機をかけてみると、違和感にビックリしてしまします。
これはこれで、脳トレになっていいなと感じるのですが・・・
さて、股関節や肩関節などでも、左右で凝りや張り、関節の開き具合が違っているという事はよくあります。
長年同じ体の使い方を続けていくことにより、体のゆがみが強くなっていくことになるのです。
体のゆがみは、左右差だけでなく、猫背や反り腰といった姿勢の崩れにも繋がっていきます。
それらが重なって、肩こりや腰痛、膝の痛みなどの症状も出やすくなります。
そこで、全身の凝りや張りの多い部位を時間をかけてストレッチします。
その際、関節の開きが悪い方や、筋肉が硬い方の時間を長くストレッチすると、徐々に体は変わっていきます。
例えば、右の股関節が硬くて、開きが小さいという時には、右側 ⇒ 左側 ⇒ 右側 というように、苦手な方から始め、苦手な方で終わるようにするとよかったです。
痛みが生じてこないように、毎日寝る前にストレッチで整えましょう。
自分の体と向き合う時間になりますし、筋トレや有酸素運動に取り組んだ日は、どれくらい筋肉が張っているのかという確認ができます。
副交感神経が優位になり、寝つきが良くなる
私たちは、ストレスが大きい毎日を送っていて、交感神経が優位になっていることが多いと言われています。
このコロナウイルス感染症の事もあり、気持ちが張り詰めている時間が増えている、という事はありませんか?
最近寝つきが良くなくて・・・という人は、意図的に自分の体を労わる工夫が必要なのかもしれません。
自分が頑張っているという事は、なかなか他人にはわかってもらえないですので、自分で自分を大切にするのがとても大切と考えます。
その際、できれば体に優しい方法を第一選択とした方がいいです。
確かに、お酒や甘い物をたくさん口にする、という事も一時的にストレス解消になるかもしれませんが、お酒から覚めた時や、鏡の前に立った時に後悔してしまう、という事が多いからです。
というか、以前の私はそうでした。
お酒も甘い物も、炭水化物も大好きなので。
しかし、鏡の前の自分を労わるためにも、ポジティブな方法で自分をケアする方法も取り入れたほうが、ストレスが少なく、ダイエットの継続にも繋がっていくと思います。
そのポジティブなストレス解消・リフレッシュの方法が、寝る前のストレッチでもあります。
ゆったりとリラックスして伸ばすことにより、副交感神経が優位になり、眠りにも入りやすくなります。
入浴後は、体が柔らかくなってストレッチの効果が出やすいと言われますが、皆さん生活スタイルはそれぞれあるので、入浴前や後などは、自分に合った方法で取り組めればいいです。
ぜひ、静かな音楽をかけたり、柔らかな照明にして、自分だけのリラックスタイムを作ってください。
20秒と言わず心地いいと感じる時間、深い呼吸のストレッチして、一日頑張った自分を褒めましょう。
ストレッチにより痩せやすい体を維持しよう
運動前の動的ストレッチで関節がよく動くようになり、怪我も予防できること、
運動後の静的ストレッチで筋肉短くなった筋肉を伸ばして血行を良できること、
寝る前に行うことによって体のリセットになり、副交感神経が優位になって良眠に繋がったりと、
メリットたくさんあるストレッチ運動ですが、もう少し、ダイエットの目的でストレッチを行ったほうがいい理由を考えてみたいと思います。
ストレッチで全身の血行が良くなることにより、スムーズに栄養素が体の隅々まで届けられるようになり、代謝が向上していきます。
また、体の老廃物も外に出やすくなるので、体がスッキリします。
直接ストレッチ運動で脂肪を燃やすのではなく、動きやすくエネルギーを使いやすい体になり、老廃物も溜まらなくことにより、痩せやすい体になっていくという効果が期待できます。
まとめ
『ストレッチ運動で、一日の疲れをケアしましょう」
今回のまとめです。
- 寝る前にじっくり伸ばすストレッチ行うと、一日の疲れやゆがみをとってくれ、リフレッシュできる
- 副交感神経を優位にして、ポジティブな方法で入眠しやすくできる
- 毎日のストレッチで、痩せやすいお得な体になりましょう
寝る前の歯磨きと同じように、毎日の習慣の一つに加えていくといいのではないでしょうか。
今回の記事が皆さんの理想の体づくりの参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。
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