トマトはダイエットの味方　栄養と効果を解説

「トマトは美味しくて体にいい。でも、どんなふうにいいのかわからない」

このように感じている方もいらっしゃると思います。

そこで、トマトに含まれる栄養素をお伝えします。

今回の内容からは、トマトを食べると、ダイエットや体づくりにどのような効果あるのかがわかります。

最初に結論です。

大変優秀なトマトの栄養素について知って、理想の体づくりに生かしましょう。

血糖値を安定させる

血糖値の高さが気になっている方もいらっしゃると思います。

空腹時血糖やHｂA1cなどの血糖値の検査で正常値より高かったような方ですね。

トマトには血糖値が高くなるのを防ぐ効果が期待できます。

まず「α-リポ酸」という脂肪酸が、糖をたくさん使えるように働いてくれます。

また、フェトケミカルの「リコピン」は血糖値を下げる作用があります。

そして、水溶性食物繊維である「ペクチン」も血糖値が急激に上昇するのを防いでくれます。

そのため、血糖値が気になる方におすすめしたい食材です。

特に女性に多いむくみの悩み。

トマトに含まれる「カリウム」は、余分なナトリウムを体の外に排出してくれる作用があります。

それにより、体に滞った水分が出ていくので、つらいむくみに効くのです。

先ほども出てきた「ペクチン」は、水溶性食物繊維ですので便をやわらかくしてくれます。

また、腸内細菌の善玉菌の増殖を促してくれる働きもあります。

便秘ですっきりしない方、お腹ポッコリが気になる方におすすめです。

体のさびつきを起こす活性酸素が老化を進めますが、それを防いでくれる抗酸化作用が「リコピン」にあります。

体のあちこちの炎症を防いでくれたり、がんを予防してくれたりと嬉しい「リコピン」は、βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍の効果があると言われています。

他にも「リコピン」には、肌の生まれ変わりを促進したり、血管の老化を進めるLDLコレステロールを減らす働きがあります。

トマトには「ケセルチン」も含まれていて、血管を丈夫に保つ働きがあるので、「リコピン」に合わせて血管を助けてくれます。

「α－リポ酸」「ビタミンC」も豊富なので、老化防止と美肌効果があります。

「α－リポ酸」には疲労回復効果もありますので、疲れがあっても早く取り除いてくれます。

体の錆びつきを促進してしまうAGE（終末糖化産物）の値は低く、トマト生1個で３３．４KUしかありません。

AGEは全身のたんぱく質に蓄積して、その機能を低下させて老化を進めます。

『トマトの栄養素と働きを知って、理想の体づくりに生かそう』

最後に今回のまとめです。

改めて、トマトは素晴らしい食材だと感じます。

栄養素を有効に取り入れるために、【トマトの栄養素をしっかりと取り入れる、おすすめの食べ方】も参考にしてください。

以上、皆さんの理想の体づくりに役立ちそうな物がありましたら、ぜひ日常生活にトマトを取り入れてください。

またよろしくお願いします。