代掻きはトラクターで集中作業【令和4年4月29日~5月8日】

農業

苗をハウスのプールで育てている間、田んぼの田起こしと、代掻き作業を行います。

昨年の稲刈りの後、冬季間も雪の下で、ずっと寝ていた田んぼを起こす感じですね。

どちらもトラクターを使っての作業になりますので、ずっと運転しっぱなし。

最初に田起こし

その後に、水を張って代掻きになります。

この時に水の量が重要。

多すぎると藁が浮いてきて、取り除くのが大変。

これは多すぎです。

少なすぎると土が盛り上がったりとうまく掻けません。

これくらいがちょうどいい。

我が家では、冬季間はトラクターの後ろを、バケットにして除雪しています。

春のこの作業でも大活躍のトラクター。

田起こしは父が行いました。

私は本業と山の山菜仕事に従事です。

ゴールデンウィークに入って、山菜仕事の山場が過ぎてからは、代掻きに従事。

一年ぶりに代掻きを行うので、なかなか感じがつかめず苦労します(-_-;)

実はトラクター作業は好きではなく、あまり操縦してこなかったのです。

体を動かしていたほうが、運動になるからです。

しかし、40歳過ぎて、いつまでもやりたくないとは言っていられないので、頑張ってチャレンジです(>_<)

田と田の間を畔(くろ)と言って、境界になりますが、その畔をトラクターで削ってしまいそうになります(-_-;)

この畔の近くが一番難しい!

ねずみ穴から田んぼの水が抜けていってしまうのを防ぐために、せっかく畔を綺麗にしてもらったのに、それを削ってしまうのです。

そうならないよう、慎重にトラクターを扱うのですが、畔のぎりぎりまで代掻きしないと、田植えの時に苗がうまく植わりません。

ぎりぎりしようとすると、トラクターが少しずれただけで畔に当たってしまって、削れてしまいます。

畔とトラクターの距離感をつかむには、もう乗るしかありませんので、慎重に慎重に乗っていきます。

畔近くが終わると、その内側を掻いていきます。

隙間を空けないように、20㎝ほど重なるようにトラクターを進めます。

代掻きをしていると、鳥が近寄ってきます。

すぐ目の前まで。

土の中の虫が出されるので、それを食べに来くるのですね。

この頃になると、4時30分頃に明るくなりますので、5時からトラクターで出発です。

意気込んで田んぼに向かっても、朝日で畔がよく見えません(;・∀・)

朝食と昼食でご飯を食べに、一時帰宅しますが、それ以外はずっとトラクターの中。

ずっと座りっぱなし。

夕方は、天気がいいと夕日がまぶしい(-_-;)

田んぼがよく見えない(;・∀・)

筋肉は使わずに、神経を使っていく作業です。

田起こしの後に水を入れて、代掻きの『つぶし』の作業で荒く砕いて、その後にしっかりと代掻きを完成させていきます。

凸凹田んぼが、綺麗に整っていくのは気持ちがいいです(≧◇≦)

田起こしで隈なく起こした後、代掻きで3回は同じ所を回ることになります。

代掻きの速度は、粘土が強い所では1.2㎞/h。砂が多い所は1.6㎞/h。

ひっじょうにゆっくりゆっくり。

何とか慣れて、田んぼの深い所や、石が多い所などを把握した所で、5月8日代掻き終了しました。

この頃になると、プールの苗も随分と青々。

根っこがそねの裏側まで来ていて、とっても元気な苗に育っていました。

田植えが近づいています(≧◇≦)

がんばって代掻きしたのがどうなるか楽しみです。

今回はここまでにします。

またよろしくお願いします(^^)/

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